

SEASONS
同じ夜は、
二度とない。
山の一年
風山舎の一年
夕暮れが、田に映るころ。
同じ山と田も、空の色、葉の色、家の光とともに表情を変えます。
一年を通して、風山舎から見える景色は少しずつ移ろっていきます。

春
鳥居を越えて、桜が咲く。
青空の下、淡い桜が木の鳥居を囲むように咲きます。
石段にも木々にも、春の光がまっすぐ届くころです。

夏
白い雲と、緑の田。
強い日差しの下、稲田が一面の緑に輝きます。
大きな雲の影が、山と田の上をゆっくり渡っていきます。
秋
紅葉の向こうに、町と山。
赤、橙、黄の葉が、手前の斜面いっぱいに重なります。
その向こうには、町並みと幾重もの山が秋空の下へ続きます。


冬
冬の火を、囲む。
冬の光が襖に差し、暖炉の火が静かに灯ります。
鉄瓶の湯を待ちながら、家の時間もゆっくりほどけていきます。

